上映プログラムについて
上映プログラムはBody,Landscape,City,Media,Signalの5つのカテゴリーに分かれ、アジアにおけるビデオアートの現状をお伝え致します。Bodyプログラムでは様々な芸術メディアの主題でもある身体を取り上げ、現在のビデオにおける身体論のアジア独自のあり方が垣間見れます。Landscapeプログラムは、ビデオが映し出す、リアルでありながらも表象的であるパースペクティブを使った新たな風景論をお届けします。Landscapeプログラムと隣り合わせでもあるCityプログラムは、風景論であると同時に都市においての独自な社会問題を映し出します。ビデオ・メディアが現在のTVマス・メディアとして大きな力を持っている以上、そのあり方に自己言及的なMediaプログラムは、それとの距離を測りなおす必要を突きつけます。ビデオ信号の物理学的な面からのアプローチであるフィードバックやノイズなど、コンピューター・アートとは違ったビデオ独自の存在論的なアプローチの作品をSignalプログラムでは紹介いたします。

 

スケジュール
  12:00 14:00 16:00 18:00
12/20(土) TELEPIDEMIC! [A] BODY CITY コンファランス(17:30〜)
/21(日) TELEPIDEMIC! [B] TELEPIDEMIC! [C] SIGNAL MEDIA
/22(月) SIGNAL MEDIA CITY LANDSCAPE
/23(火) TELEPIDEMIC! [D] TELEPIDEMIC! [E] LANDSCAPE BODY
1プログラム券\800-
フリーパス券\4000-(テレピデミク!、スペシャルプログラムを含む会期中の全上映プログラムを御覧いただけます。)
コンファランスのみ無料
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上映プログラム
 
BODY/身体:ビデオの表象する身体は感覚をどこに宿すのか
エテム・オズギュベン「a.m.n」・「小さな湖」TUREKEY
ジョン・クウン「虚空」KOREA
キム・キラ「ショー」KOREA
ユ・ジェスク「10年目の自画像」KOREA
ヤン・フートン「結局、君を引き止められないね」CHAINA
レザ・アフィシナ「What」INDONESIA
アディティア・サトリア「美とその次の出口」INDONESIA
クリスナ・ムルティ「ワヤンマシン」INDONESIA
 
 
CITY/都市:都市を疾走するビデオは都市問題を写し撮る
リゥ・ウェイ「記憶の都市」・「地下深く」CHAINA
ハフィズ「リライト・ザ・トレイン」INDONESIA
イム・ヒョンスン「新しい共同体の歌」KOREA
フライングシティー「からっぽの土地でなすこと」KOREA
ミックスライス「サキン・アン・ケンとミックスライス」・「愛国的歌謡」CHAINA
プロジェクトチーム「シアターパラダイス」KOREA
 
 
MEDIA/メディア:ビデオアートはマス・メディアをどう内在する(される)か
チャリダ「見張りの見張り」THAILAND
オ・ヨンソク「採集1'58"」KOREA
チェ・ジュフン「リターン」KOREA
イ・ウンハ「テレビを一日中見ていた」KOREA
チェ・ヒョチョル「残像」KOREA
   
 
LANDSCAPE/景観:ビデオ・パースペクティブによる新しい風景
チョン・ウェンヤー「2001年7月から9月」TAIWAN
イ・ソンジュン「7本の列車のタオ」KOREA
オ・ヨンソク「クロス」KOREA
チュ・ヒョン&チェ・ミンス「われらの日」KOREA
マク・ホーイサン「Tra(i)nsient」HONG KONG
アピチャートポン・ウィラーセタクン「ボーイズ アット ヌーン」THAILAND
 
 
SIGNAL/信号:ビデオ独自の表現による美学
ホ・ウク スティヴン「アビム」KOREA
カム・ユンジョン「バック&フォース」KOREA
ン・ツェグァン「レコード ヒムセルフ」HONG KONG
イップ・ヨックイン「グリフィスサークル」HONG KONG
タッド・エルミターニョ「フリコテカン」PHILIPPINES
タン・ウィルキー「足踏み行進」SINGAPORE
マヘサ・アルメイダ「魚市場」INDONESIA
テリー・レイ「ライン」HONG KONG
カイ・シン・タン「」SINGAPORE